
香港国家安全法とは??
こんにちは!モグラです!
現在、アメリカの差別が問題で「アンティファ」が重視されていますが、
中国でも香港を差別する問題があります。
香港国家安全法がどういったものか、今後どうなるのかを見ていきたいと思います!
そもそも国会安全法とは?
簡単に言うと、反逆や国家分裂、スパイ行為など国家の安全にかかわる犯罪を法的に禁止すること。
詳しくは、「国家政権、主権、統一および領土保全、人民の福祉、経済社会の持続可能な発展、
その他の国家の重大な利益に危険がなく、内外の脅威に侵されない状態」
と、かなり幅広く規定しており、
その上で、「売国、国家分裂、扇動反乱、政権の転覆および転覆を扇動するあらゆる行為、
国家機密の窃取および漏えい、国外勢力による浸透・破壊・転覆・分裂活動を、防止・制止・処罰する」とすることである。

なぜ実施されたのか?
これは、香港民主化デモなど反逆や扇動、破壊行為などを禁止することを目的としたもので、
中国が独自の治安機関を香港に設置できるとの規定も盛り込まれている。

香港民主化デモとは?
・「逃亡犯条例改正案の撤回」
・「普通選挙の実現」
・「独立調査委員会の設置」
・「逮捕されたデモ参加者の逮捕取下げ」
・「民主化デモを暴動とした認定の取り消し」
この五大要求の達成を目的とした民主化デモである。
香港は、一国二制度が与えられており、表現の自由や資本主義経済などが
保障され、独自の法制度や国境を有する特別行政区とされていますが、
中国の共産党政府による介入で、本来は認められていた香港の自由が
実質的に損なわれつつあるのではないか、という疑念を抱き香港民主化デモへ繋がった。

今後の世界の動き
これに対し、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダは、国家安全法を
香港の司法制度を介さずに中国政府が直接導入することで
「香港人の自由を狭め」、「香港の自治や、香港をこれほどまでに繁栄させた
仕組みを劇的に損なう」ことになると主張している。
また、イギリスは、香港人の海外旅券の保有者は、現在、イギリスに6カ月滞在できますが、
中国が香港国家安全法の導入決定を撤回しない限り、これを12カ月に延長する方針を見せたており、
アメリカは、安全保障上のリスクがあるかもしれないと判断した中国からの
外国人の入国を一時停止する方針だと述べた。

世界の各国でデモが発生していると情報が流れています。
ただ、その流れてくる情報を聞くだけではダメです。
その情報を聞き、なぜデモが起きているのか本質を辿ることが重要です。
日本のニュースだけでなく世界のニュースに注目し、視野を広げましょう。